ワークショップで結婚指輪を作ってみた

雑記

先日、結婚指輪を作ってきました。

作りましたと言っても注文して作ってもらったわけではなくて、自分たちでイチから作りました。

これがなかったら一生、結婚指輪は持たなかったと言っても過言では無い。

100%興味が無いというわけではないんですが

まぁなんというか・・・結婚指輪って高いじゃないですか。

考えは人それぞれでいろいろありますし給料何ヶ月分の(そんなに高く無いのかもしれない)結婚指輪を頂くより二人で美味しいご飯でも食べに行ければいいと思っていました。

そんな考えでいた私がふとYouTubeのおすすめで出てきた動画が目に止まりました。

明るい性格の夫 寺田ユースケさんと優しい妻のまゆみさんがワークショップに参加して結婚指輪を自分たちで作っている動画でした。

チャンネル名寺田家TV-サイボーグパパ

寺田家TV-サイボーグパパ
生まれつき脳性麻痺という障害で車椅子ユーザーのパパが 息子のために育児とリハビリを頑張るチャンネルです。 (たまにママが障がい者の妻目線で本音を喋ってくれます)


You Tubeチャンネル「寺田家TV – サイボーグパパ」概要欄

結婚指輪って

  • お店に買いに行く
  • オーダーメイドで注文して作ってもらう

この二択くらいしか無いものだと思っていた私の考えが覆されました。

結婚指輪を作るきっかけとなった動画がこちらです。

車椅子の夫と結婚指輪をつくってきた!(おおざっぱ編)
寺田家TV-サイボーグパパ

動画を観て結婚指輪に対する考え方が変わり、作ってみたいなと思いました。

「皆さんも是非来てみて下さい」とご紹介していましたので夫に相談したら

夫

面白そうだね!いいよー行ってみよう

ということで、動画で紹介していたワークショップへ行って結婚指輪を作りに行きました。

参加場所:Makers’ Base Tokyo

アクセス:東京都目黒区中根1-1-11
     東急東横線 都立大学駅 徒歩1分

ワークショップへの参加は事前にWebサイトより予約申し込みが必要になります。
予約は用意されている日程から二ヶ月先まで申し込むことが可能なので予定が組みやすいと思います。

申し込みから制作までの流れはざっとこんな感じです。

流れ
  • STEP1
    事前に申し込み

    予約申込時にクレジット決済(追加オプションした場合は帰る時に支払いする)

  • STEP2
    現地へ行く

    持ち物は財布とスマホ。
    そして汚れてもいい服装で行く

  • STEP3
    制作

    ★ここをブログで書いています。

申し込んだワークショップの概要はこちらです。

サービスの基本概要
  • 商品:オリジナルデザインでつくるリング
  • デザイン:サンプルを見ながら自由に行う
  • 基本価格:7,700円
  • 制作数 :リング1点
  • 制作時間:2時間程度
  • 受け渡し:当日そのままお持ち帰り

支払いは予約時に基本価格の7,700円をクレジット決済にて支払います。
基本価格?という標記に少し疑問を持ちますがこれはリングを作る参加費が基本価格です。
オプション料金を追加したい場合でも予約時点ではすべて7,700円でお支払いをします。
※American Express、または銀行振込でのお支払いを希望の場合はお店にご連絡して下さい

今回STEP3である「作る」を写真付きでお話します。

果たして素人が2時間程度でリングが出来てしまうのか。

それではいってみよー

 

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駅から徒歩1分

本当に駅近だったMakers’ Base Tokyo

こちらが外観です。

Makers’ Base Tokyo 外観

予約時間よりも早めに向かいましたが30分も早く付いてしまいました。

地下1階、地上5階建てのビル丸ごと1棟がMakers’ Base Tokyoです。
ワークショップは各フロアごとに別れています。

入り口を入ると受付のほかワークショップスペースがあり、アクセサリーを制作している人たちがいました。


今回申し込んだ「オリジナルデザインでつくるリング」は3階にある金工の部屋へ案内されました。

流れ

エレベーターで3Fに部屋の扉を開けると・・・

こちらが予約した「オリジナルデザインでつくるリング」の制作部屋です。

メイカーズベース3階の教室

学校の図工室のような懐かしい匂いがする。

スタッフ(後の教えてくれる人)の案内で荷物を置いて貸し出しのエプロンを着用します。

デニム生地のエプロンはかっこいいね!

開始時間まで余裕があったので先にサンプルを見せていただけることに。

このサンプルというのがこの後制作するリングのデザイン決めにもなります。

サンプルを見ている夫
プロダクトの仕様

・素材:真鍮(しんちゅう)またはシルバー
 真鍮は5円玉にも使われている素材です。

・サイズ:指に合わせてピッタリ制作

形状は4種類
・槌目(つちめ)
 金槌で金属を叩き、表面にデザイン後をつけた形状
・捻り(ひねり)
 金属に捻りを加えた形状
・甲丸(こうまる)
 金属の断片が半円となる形状
・加工なし

・刻印:アルファベット、数字、記号

重量:10g程度

サンプルは素材、大きさ、形、太さ、表面の凸凹、文字の入れ等200種類以上あり、手にとって指にはめて相性を確認します。

このデザイン決めをしてから制作に入ります。

サンプルを指にはめている夫

こちら夫がデザイン決めをしている写真です。

夫は「これのデザインにしよう」とすぐにデザインが決まってビックリしました。

まだ開始していないんですけど(笑)

そんなやり取りをしていると同じ時間に予約した人が部屋に入ってきました。

私達と同じように荷物を置いてエプロンを着用しサンプルを見ながら開始時間まで待ちました。

時間になりスタッフから挨拶と制作の流れの説明をお話していただき早速制作に入ります。

参加者は4名と少人数。コロナ対策の関係から現在は少人数制のようです。

ちなみにスタッフから作業中のお写真はバシバシ撮ってOKとのことで他の参加者を考慮してこの後もバシバシ写真を撮っていこうと思います!

デザイン決め

スタッフが参加者一人ひとりにデザインを聞き取ってその内容を紙に書き本人へ渡す。

スタッフ「素材は真鍮とシルバーのどちらにしますか?あと丸棒と平板も選択できます

サンプルを見せてもらいながら説明していただきました。

真鍮は金属アレルギーが出やすいのでそうです。
予め自分で調べていましたがスタッフからの説明もあり安心しました。

予約申し込みページで説明の記載があるようにシルバーを選択した場合は追加料金1,100円かかります。予約時点では7,700を決済して、この追加料金は制作後にスタッフから伝票を渡されるので1Fのレジでお支払いして帰ります。

そして丸棒と平板というのが要はリングを丸くするか平ったくするタイプかによって素材が違います。

なんだかよくわからなくてもサンプルが200種類もあるのでサンプルを渡せばスタッフに伝わりますし、悩んだらスタッフがサンプルを見せながら提案もしてくれます。

私の番になりサンプルをスタッフへ渡しました。

デザインが決まったら次はリングのサイズ決めです。


どの指にリングをはめるのかを決めてスタッフへ伝えます。
自分の指のサイズがわからなくても測定機器を使って測るので大丈夫です。

リングのサイズ測定機器

測定機器を使ってる写真を撮りましたがいろんなサイズがあってじゃらじゃらしてる。

うっすら数字が見えると思います。
はめてるのは8号サイズです。

リングのデザインとサイズを見たスタッフが紙に書いて渡されたのがこちら
謎の暗号過ぎてわかりませんが私が作りたいデザインをメモにしてスタッフが確認するためのメモのようですね。

  • 素材:真鍮からシルバーへ変更(追加料金1,100円)
  • 槌目(つちめ) 金槌で金属を叩き、表面にデザイン後をつけた形状
  • 細いリングにする
  • 最終的にリングは円形

唐紙金槌(からかみかなづち)と書いてあるのは私が希望したデザインの金槌のようです。

私が選んだデザインの紙

ちなみに夫が選んだリングから渡された紙がこちら

夫が選んだデザインの紙
  • 素材:真鍮からシルバーへ変更(追加料金1,100円)
  • 捻り(ひねり) 金属に捻りを加えた形状
  • 細いリングにする
  • 最終的にリングは半円

開始時間前に決めていたのが捻りを加えたデザインリング。
半円にすると後からサイズ調整ができます。

どうやら他参加者2名も捻りを加えた形状を選択したので私だけ制作工程が違うようだ。

どういう制作になるのかわくわくしてきました。

デザインが決まったらスタッフに案内された席へ座ります。

各自席に座り本格的な作業説明が始まります。

まずはじめに熱でなます

通称「なまし」という加工で金属を「なます」と変形しやすくなり、この後の加工がしやすくなります。

スタッフが一人ひとりリングの素材となる金属を渡されました。

紙と渡された金属の棒

ほぅ。これがこうしてあぁしてリングになるのか(謎)

制作工程はまずはスタッフがお手本を見せてもらった後に私達が実際に作業をします。

お手本を見せてくれるスタッフ

個人的にお手本を見せてもらえるのが嬉しかったです。

口だけで説明して「はい、やってみて」だと不安で^^;

さっそくバーナーを使って金属を熱でなまします。

バーナーは普段から料理(魚を炙ったり)で使用しているので抵抗がなかったです。

むしろうちで使っている物よりも良かったので羨ましかったです。

バーナー使うのは不安と思う方でもご安心下さい。
スタッフが隣で見ていてくれるのと参加者全員バーナーを使うので皆一緒なら大丈夫感があります。

上下にゆっくり動かしながら熱していくと金属がだんだんと赤くなっていきます。

赤くなってきたらバーナーを止めて、ピンセットで金属を水の中へ運んで取り出してタオルの上へ。

どこまで熱していいかわからなかったですがスタッフが見ていてくれますので「はいOKです」と言われたタイミングでバーナーを止めれば大丈夫です。

デザインを加工

金属の表面にデザインを入れていきます。

私が希望したデザインは、槌目(つちめ)というもの。
金槌で金属を叩き、表面にデザインをつけていきます。

複数の金槌と使い方を説明をしていただいた後にお手本まで見せてもらえます。

ひと目ずつ打ちつけてデザインをつけていきます。
同じところに二度打ちはできないのと強く打ち過ぎると潰れてしまうので注意が必要だそうな。

試し打ち用の金属が貰えるので練習することができます。
感覚を掴んだら本番で打っていきます。

練習が出来るのは嬉しいですね。

自分が選択しなかったデザイン工程を興味津々で見る捻り組(金属に捻りを加えた形状を希望)のみなさん。この段階ならまだ金属加工していないのでデザイン変更が出来そう。

<槌目の説明するスタッフ>
試し打ちをしている写真

捻り組のみなさんに説明をしている間に私はずっと金槌を打ちまくって練習をしました。

金槌なんて何年ぶりに持つだろうか。

練習しても本番はやっぱりドキドキしました。

槌目の写真-サンプルリング

左が槌目金槌で打った後のリングでその右がサンプルです。

金槌で打った部分に模様が出来てサンプルに近づきました。

一方捻り組はベンチバイス(金属の棒を挟んで固定するための器具)を使って金属の棒の端を固定して反対側から工具で挟みぐるぐると捻っていきます。捻った回数が多ければ多いほど細かい捻りになります。

ちなみに文字入れを希望する場合は平板のみ入れることができ、私が選んだような細いリングや捻りなどには入れることができません。

金属を曲げてリングにする

またバーナーを使って熱でなまします。

熱でなましている写真

熱した後は水の入っている容器にピンセットで水につけた後、席に用意してある棒を使って金属を曲げていきます。

リングの形にした写真

少しの力で金属が簡単に曲がりました。

この棒は下にいくほどリングのサイズが大きくなります。

指にはめて確かめながら下へスライドしていきます。

金属の端と端はなかなか曲がらないときは木槌を使います。

リングと木槌

リングをカット

私が作るリングは最終的に円形にするため余分な部分はカットします。

カットするのに使う工具はこちらの糸鋸です。

糸鋸でカットしようとする写真

糸鋸なんて何年ぶりに持ったのだろうか。

真っ直ぐにカットをしないと端と端を繋げることが出来ないため正確さが求められます。

ゆっくりと確実に真っ直ぐにそうゆっくりと・・・

糸鋸とカットしたリング

余分な部分がカット出来ました。スタッフからもOKがでました(‘ω’)ワーイ

蝋づけ

 

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真っ直ぐにカットしたリングの端と端をくっ付けるために次は「蝋(ちょう)づけ」という加工をします。

ちなみにこちらの工程は特殊な専門技法でスタッフがやります。

あっという間過ぎて写真が取れませんでした。

どうやっていたかと言うと、

カットした端と端の隙間の上に小さくて細かい銀の欠片を置いてバーナーで熱すると銀が溶けて雫状になったと思ったらリングの隙間にちゅるんと流れてあっという間に隙間が埋まり円形になりました。

あの瞬間は写真を撮ってもよくわからないから実際に見てほしい。

蝋づけした部分はザラザラしている部分はリューター(ドリルみたいなヤスリ)を使ってなめらかにしていきます。

リューターは次の画像の右側にあるランプが付いている機械の上に乗っているやつです。

ダイヤルを右側に回していくとドリルの回転数が上がります。

金属ヤスリで削る夫

リングを半円にする人は、どのくらい幅を開けるのか好みだそう。
自分の好きな幅を決めてニッパーでカットします。
カットした部分は尖っているのでヤスリで削り、こちらもリューターを使ってなめらかにします。

リューター後の夫のリング

夫のリングもなめらかに仕上がったようです。

仕上げは4種類から選ぶ

リングの仕上げは以下の4種類から選びます。

・鏡面(ピカピカ)
・梨地(つや消し)
・いぶし(アンティーク)
・洗浄のみ

これもサンプルを見せながら説明してくれます。
最初のデザイン決めの時点で仕上げの種類が決まっていなくても仕上げの時に決めればOKです。

私も夫も鏡面(ピカピカ)を選びました。

バフモーターという専用の機械を使って鏡面研磨をしますがこちらもスタッフがやります。
手慣れた様子であっという間にリングはピカピカに!

磨き上がった後は、水の入った超音波(めがね屋の店の外に置いているやつ)に浸けます。

作業工程はこれで終わりなので室内にある手洗い場で手を洗います。

図工室を思い出させる手洗い場

手洗い場

ピンクの粉石鹸を使って手を洗います。
粉石鹸は初めて使いましたが使い心地も良くて固形石鹸に比べて泡立ちも早く爪の間の汚れも落ちて使いやすかったです。ガンコな油汚れも落ちるそう。

夫は懐かしいと言っていましたが通っている学校によっては置いてる石鹸が違うのかな。
ちなみ私はレモン石鹸でした。

ピンクの粉石鹸以外は仕上げに使う粉のようです。
今回選ばなかったので他の仕上げ方法も気になります。

手洗いを済まして席に戻るとスタッフから「完成しましたよ」とリングを渡されました。

そのリングがこちらです。

完成したリング

左が捻りを加えたデザインを選んだ夫のリングです。
右が金槌で表面にデザインを付けた私のリングです。

出来上がったリングを薬指にはめて確かめます。

うおおー!手作りで作った結婚指輪って素敵すぎる!

急ぐことも焦ることもなくちょうど2時間で出来上がりました。

最後にリングのお手入れ方法をスタッフから教えていただきシルバーに変更した追加料金の伝票を受け取り部屋を後にしました。

1Fのレジで会計を済ませてすべて終了です。

さいごに

初めて参加したワークショップで結婚指輪を作る経験ができ、夫婦2人の良い思い出ができました。
作ってみたいなと思った方は是非参加してみてください。

そしてきっかけとなった動画はとても素敵ですので観ていただけると幸いです。

最後までお読みいただきましてありがとうございます。

またに!

 

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